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共済保険って 本当に安い? その質問に答えます

共済保険って安いんですよね?お得なんですよね?

これはよくある質問です。しかし、結論からお伝えすると、決して安くもなければお得という訳でもありません。20年以上前であれば、比較的お得という時代もありましたが、保険会社の価格競争時代の今、決して割安でないばかりか、むしろ多くの年齢の方にとって共済保険はかなりの割高です。50代の方が、65歳までのプラスαで加入するのであれば、少しはお得かも知れません。その理由は後ほどお伝えしますが、まずメリットは以下の通りです。

メリット
その1 一律料金で分かりやすい (結果デメリット)
その2 還付金がある
その3 18歳未満の子供タイプは総合的にお得

デメリット
その1 結果的に高い
その他 後述

共済保険の基本的内容について

一言に共済保険と言っても、Coop共済やこくみん共済や都道府県民共済等さまざまですが、ここでは県(都道府)民共済を例に解説いたします。

基本的には大きく以下の3つのパターンがあります。
 こども型 : 0歳〜17歳
 総合保障型:18歳〜64歳
 熟年型  :65歳〜69歳

総合保障型には1型・2型・4型と3つのパターンがありますが、ここでは総合保障4型について紐解いて行きます。総合保障4型は18歳から60歳まで男女問わず全ての方が、一律月額4,000円で保険の内容は同じ内容となっています。

保険の内容は主に以下の様な内容です。
 病気死亡:800万円
 病気入院:1日9,000円
 けが通院:3,000円
18歳も60歳も上記内容は同様で、保険料金は一律4,000円です。

矛盾する内容

人の死亡年齢や入院する可能性は「年齢」と「性別」で大きく異なります。20歳の方より60歳の方のほうが、圧倒的に死亡する可能性は高くなります。また、同じ50歳でも男性と女性では男性の方が死亡する可能性は高くなります。しかし、都道府県民共済は年齢と性別に関わらず同じ料金です。
一般的な保険での保険料金はこの年齢や性別による死亡や入院の可能性に対して、公平性を保つために年齢と性別で異なる保険料金が設定されているのが一般的です。ところが共済保険の場合は、年齢と性別に関わらず保険料金が同じということはどういうことでしょうか?
それは、死亡や入院する可能性が低い人達が、その可能性が高い人たちの保険料金を補っているということに他なりません。つまり、共済保険は「かなり」公平性の欠ける保険となります。ある意味平等なのでしょう。しかし払わなくて良い人が、多くの保険料金を払わされているということになります。

共済保険の二つ目の問題点

二つ目の問題点は一定の年齢の段階で保険の効果が消滅します。
仮に65歳の時に同様の内容で民間の保険に加入しようとしても、かなり金額は上がっているだけでなく、基本的に健康でなければ加入すること自体が難しくなります。
65歳で全く健康上の問題がないという方の方が少ないのではないでしょうか。80歳でも都道府県民共済で継続は出来ますが、同じ月額4,000円でも60歳の時とは内容が大きく異なります。
 保険料金:どちらも4,000円
 病気死亡:60歳 800万円
     →80歳  60万円
 病気入院:60歳 9000円
     →80歳 2000円 
死亡保険はお子さんが小さい時など、守るべきものが大きい場合はそれに比例して、死亡保険金額も大きな設定にする必要がありますが、65歳ぐらいの時にはそれほど大きな金額の必要がないかもしれません。
ところが入院の可能性は死亡されるその瞬間までついて来るために、一生涯継続出来る医療(入院)保険に加入される必要があります。

民間の保険が安い実例

では具体的に共済保険と同じ死亡保険と一生涯続く入院保険に民間の保険会社で加入した場合の保険料金はいくらぐらいでしょうか。
以下は、各年齢での月額保険料金となります。
内容はかなり良い内容にも関わらず、20歳・30歳では県民共済の4,000円よりも安い金額となっています。確かに、金額だけ見ると、40歳や50歳は月額4,000円よりは高くなっているかもしれませんが、途中で保険の効果がなくならないという点を加味するとそれでもかなり割安であると思えてしまいます。

何よりも県民共済などの一律保険料の保険は正しい保険料金の設定ではありませんので、20年近く前から、私は「社会主義保険」と呼称しています。

 

こども型のメリット

そんな社会主義保険の中でも、「こども型」についてはメリットが大きいと言えます。
大まかな内容(こども1型)は以下の通りです。
 月額保険料金:1,000円
 入院日額  :5,000円
 けが通院一回:2,000円
 損害賠償1件:100万円

民間の保険の場合は、入院5,000円だけで、月額保険料金が1,000円近くしますが、共済保険(こども型)の場合はさらに通院だけでなく、ケガの通院や損害賠償まで付加されています。
子供はよくケガをします。また、それだけでなくお友達の家の窓ガラスを割ってしまったり、友人宅の内外のものを壊してしまうこともあります。
その点を考慮すると、なかなか民間の保険にはない魅力があるかと思います。もちろん、大人の総合型と同様に一生涯の終身保険ではありませんので、18歳までの限定した期間の保険であることは理解頂く必要があります。

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