【医療(入院)保険は必要?】
よく聞かれる質問ですが、結論からお伝えすると「必要」です。
高額療養費制度という仕組みがあり、
1ヶ月の上限(約8万円<収入によっては16万円>)が
決まっているために不要では?と考えられる方も
いらっしゃいますが、実際にはそれだけではありません。
食費・居住費・雑費・差額ベット代・保険外併用療養費用など
実際には想定以上のお金がかかります。
また見落としがちですが、数日の入院で収入が激減することはないかもしれませんが、外食が増えたり小さいお子さんがいらっしゃる場合はこれまでにない支出が増えたりもします。
さらには、医療制度そのものも今後変化していきます。
全体の医療費は1990年には20.6兆円でしたが、
なんと2019年には43.6兆円と倍増しております。
ここ最近は毎年1兆3000億円ほど増えていっている状況です。
この内訳は大きく分けて3つです。
・国庫負担(税金)
・保険料負担
・患者負担
・患者負担
となり結局全て我々が負担していることとなります。
毎年負担額は増えています。
これまでも患者負担は1割→2割→3割と変遷してきました。
超高齢社会となり、これからますます医療費は増大していきます。
今後もこの負担額が増えて行く事は想像できるのではないでしょうか。
その将来のために備えるのが、民間の医療(入院)保険
と思って頂ければと思います。
保険はなぜ必要か?それは、ご本人や家族が困らないためです。
生命保険(死亡保険)は遺された家族が困らないため、医療保険(入院保険)やガン保険は本人と家族が困らないためのものです。
お金をたっぷり持っている人は医療保険も生命保険にも加入する必要は
ありません。
ただ、そんな方はほとんどいらっしゃらないのが現状です。
ちゃんとした選択さえすれば、思っている以上に安くて
充実した内容の医療保険を持つことは十分に可能です。
【毎年安くなる医療(入院)保険】
それぞれの保険会社の競争と自助努力のお陰でその保険料金は年々安くなっています。
肌感覚では同じ年齢で同じ条件であれば、20年前の半額〜三分の一ぐらいの感覚です。一般的に保険は年齢が上がると高くなりますが、価格競争の方が激しく、年齢が上がっているにも関わらず安くなるということは多々あります。
もし、数年見直しをされていないのであれば、一度確認されてみてはいかがでしょうか。
「思った以上に随分安くなった」ということも十分にあり得ます。
不明な点は是非ともご相談ください。